ルナマリアとメイリン。
この二人はお互いのことをどう思っていたのでしょうか。
「赤」のルナマリア。
活発で、積極的で、面倒見がよくって、おおざっぱな性格?(笑)
妹のことは、私がいないと何もできない、頼りない子だと思っている。心配で心配でほっとけない。まるで保護者のような感覚。
「緑」のメイリン。
姉に比べ、おとなしくてあまり目立たない。「赤」の姉に対してコンプレックスを抱いていた。姉から子ども扱いされることがいやだった。ちゃんと認めてもらいたかった。でも、その一方で世話を焼いてくれる姉に甘えていた部分もあったのではないか。
(化粧品を大量に買い込んだり、こっそりルナのスカートを履いてみたり。あれはルナへの対抗意識だったのかもしれませんね。)
こんな感じでしょうか?
ルナマリアはメイリンのことを、頼りなくて「軍人としての自覚がない」(byスーツCD)と言っていました。私は「赤」であの子は「緑」。私が助けてあげないと何もできない。変なことをしたり失敗したりする。
そう思っていたのでしょう。
だから、アスランと一緒に脱走したと聞かされて、頼りないフラフラした子だから、アスランに騙されて、利用され、死んでしまったと思っていた。
でも、騙されていたのは自分の方だった。
そこで初めて、妹に対する見方が変わったのだと思うのです。
私に見えてなかった事もちゃんと見えていた。
おまけに、「どっちのラクス様が本物か、なんでわかんないのっ?!」ってお説教までされて。。。
「軍人の自覚」もちゃんと持っていたんだな、と思ったのではないでしょうか。
『危なっかしくて私が守ってあげないと何もできない妹』から『私がいなくても大丈夫な妹』へ 。この事件を通して、ルナマリアのメイリンを見る目も変わったのだと思うのです。
そしてメイリン自身も、このことがきっかけで、自分に自信がもてたのではないでしょうか。
かなわないと思っていたお姉ちゃんに認めてもらえた。
姉に対して抱いていたコンプレックスを解消できたかもしれません。
もう一度、ファイナルプラスラストの慰霊碑の場面に話を戻します。
私は前の記事(メイリン その2)で「アスランと一緒に歩いて行く部分はやっぱりおまけだと思うのですよ。」と書きましたが、もしかしたら、あの場面、メイリンにとって「アスランと一緒に行く」ことではなく、「ルナと別の道を行く」ことに意味があったのではないかと思うのですよね。
だってね、あの場面、アスランとメイリンは、明らかにほかの二組とは違ってるでしょう?
ぴったりとキラに寄り添うラクス、にっこり微笑みあうシン&ルナ。この二組はカップルと言われればそうだと思うけれど。
アスランはどちらかというと伏し目がちで表情も暗い。
それに比べて、その後ろからついて行くメイリンの表情の明るいこと。目線はまっすぐ前に向けられていて。
この場面、もしアスランと一緒に行くことに意味があるのであれば、それはアスランと一緒に行くことで「ルナマリアと別の道を行くこと」つまりメイリンの「姉からの自立」を表現しているのではないかと思うのです。
アスランはやっぱりおまけなんだってば!(笑)
この場面のアスランは「メイリンの保護者」のようなものだという意見があったのですが、私もそう思っています。
DESTINYはメイリンを主体にして考えた場合、「姉妹」の物語であり、メイリンにとって「姉からの自立」、「ザフトの軍人としての成長」物語だったと思うのです。
アスランはその物語を面白くしてくれるスパイス。
メイリンの成長にとって変わるきっかけをくれた人だから、とっても重要なスパイスに違いないのだとは思いますが、決してメインディッシュではない。
と、私は思っています。(*^_^*)
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