« ぶちまけろ!!バトン | トップページ | カガリが抱える問題 その2 »

2008年2月23日 (土)

カガリが抱える問題

アスカガ語り、やっと本題に入ります。思った以上に時間がかかってしまいました。が、あまり進んでません。萌えを補充するような文にもならないみたいです。。。(^_^;)

何から、どう書こうか散々悩みましたが
前回の記事のコメントレスで
『序盤で一緒にいる二人が、一緒にいるからといって幸せだったかと言えば、そうとも言えないように思えるし、最後のカガリの指輪外しも悲しい結末だとばかりは言えないように思えるんです。』
と書いたので、まずはその辺りからいこうかと思います。

前作SEEDでの出会った頃の二人の関係は『ナチュラルとコーディネイター』『敵と味方』。
それが、二人の間にある壁でもあったと思う。

その壁も、アスランが陣営を移ることで、一旦はなくなった。

しかし、所謂、空白の二年間に二人の立場が変わったことによって、また新たな、そして、大きな壁が出来てしまった。

『代表首長と護衛』

DESTINY序盤の二人にとって、この立場の違いによって出来た壁が一番大きな障害になっていたように思う。

以前の記事の中で、私は、『カガリは代表首長だからアスランを選ぶことが出来ない』と何度も書いてきた。
カガリは公人、しかも代表首長なのだから、国の事が最優先。恋人だろうが、家族だろうが構っちゃいられない立場なのだ。
当然アスランの事も構ってやる事など出来ない。

実際、怪我でボロボロのアスランの側についていてやる事も、一緒に宇宙に上がる事も出来なかった。

だから、この二人の関係をどうにかする為には、まずはアスランが頑張らなくっちゃならないんだと、カガリが頑張れる事はないんだと、一年ほど前の私はそう思っていた。

しかし、ちょっと待てよ。カガリの事で見落としていた事があるんじゃないか。いつの頃からか、そう思うようになった。

空白の二年間からDESTINY序盤のカガリはお飾りの代表だった。つまり、実権がない。
女である事、アスハの人間であることを利用された政治の道具と言ってもいいかもしれない。

この、『カガリに実権がない、力がない』という事がアスカガにとって一番の問題だったのではないだろうかと。

本編後半、オーブでの戦闘のどさくさでセイラン一家も他の首長達も亡くなってしまった。ロゴスはいなくなり大西洋連邦の力もかなり落ちているはずだ。
そして、カガリは本来のカガリに戻り、先頭に立って国を引っ張っている。

だから、もう心配する事は無いのかもしれない。

しかし、もしあのままずっとカガリに力が無く、実権がないままであったならば?

たとえセイランがいなくなったとしても、また他の者から女である事を利用されるかもしれない。
そして、それは国内だけの問題ではなく、外国からだって、同盟という形で政略結婚を求められる事だってあるかもしれない。
そういう状況下では、中立を守る事も、オーブの理念を守る事も出来ない。
そういう事が無いとはいいきれないのだ。

たとえ、アスランが頑張ってカガリに見合うだけの地位を手に入れたとしても、その時にカガリが他の男からの求婚を拒めないような立場ならば?
カガリが『私は、もう二度と結婚なんかしたりしない!!』と思ったところで、それはかなわない。

アスカガの将来の関係を考えたとき、(アスカガファンが最終的に望んでいるのはハッピーウエディングだと思うし、私もそうだけど)別に結婚という形にこだわる必要はないかもしれない。
それでも、二人の関係がうまくいく前に、どちらかが別の人とくっついてしまってはまずいでしょ。そういうのは例えニ次創作であっても痛い。

これを避けるためには、カガリは国内からの圧力にも国外からの圧力にも屈せずに、それを跳ね除けるだけの力を身につけ、自立した代表首長でなければならないのではないだろうか。

DESTINYでは、アスランの周りに女難メンバーが次々と寄ってきて、みんなヤキモキさせられたけれど、むしろ本当に心配しなければならなかったのはカガリのほうだったのではないだろうか。

だから指輪を外すという行為が誰にも頼らずに一人で立つための決意ならば、それはアスランとの未来に繋がる決意なのだから
『よく決意したね。頑張るんだよ、カガリ!!』
と応援してあげなくちゃならない事なのではないだろうか。

カガリの隣を、他の男ではなくアスランの為に空けておくこと。それは、カガリにしか出来ない、カガリが頑張らなくっちゃならないことだと思う。そして、それは指輪を外すぐらいの覚悟で臨まなくちゃならない程の大変な事なんだ。

こんなふうに思ってから、カガリの指輪外しは私の中では悲しい結末ではなくなって、未来に繋がる希望となったのです。

さて、話は飛びますが
先日より、某所でのアスカガの空白の2年間&その後についての記事を読ませて頂いてふと思ったのですが、
あの空白の2年の間にカガリがカガリらしさを失ってしまったその理由は、原因は何だったのでしょうか。
それが気になり出して、小説やスペエディの冒頭部分をちょこちょこと見てみたりしました。
が、その結果、何がなんだかわからなくなってしまいました。
( ̄_ ̄;)
それでも、今思う事を以下に書いてみたいと思います。

DESTINYはアスカガ的に見ると、『政治家カガリ』と『戦士アスラン』それぞれの成長物語という『表』のストーリーと、『アスカガの恋愛』という『裏』のストーリーがあって、どっちの視点でこの物語を見ていくかによって、各場面から受ける印象や結果が違ってくるのではないでしょうか。(勿論私たちは『裏』視点で見ていたと思うのです)

しかし、見ている側が表ストーリーの視点なら表視点、裏ストーリーならば裏視点という一貫した視点で、最初から最後まで見つづけることが出来れば問題は無いのかもしれませんが、見ている途中でそれが入り混じってゴチャゴチャになってしまうのではないでしょうか。
だから、見ていてよく分からない。

カガリはカガリ個人としてではなく政治家として決断し行動するし、アスランはカガリ個人だけでなく政治家としてのカガリも両方大切で守りたかったと思うのです。
そして、見ている私達は政治の事も戦争の事も難しくてよく分からない。大きく共感できるのは、やっぱりのめりこんでみている二人の恋愛の部分、個人としてのカガリの気持ち、個人としてのアスランの気持ちだったのだと思います。


こんな事を考えながらも、私の頭の中は今も大混乱です。
それでも、空白の2年&DESTINY序盤のカガリについて、もう一回考えてみようと思ってます。

カガリらしさを失わせたものが何なのかを考えるのならば、『政治家カガリ視点』は外せないものだと思います。
ならば、今回は出来る限りそちらの視点に立って考えてみたいと思います。

その2へ続く

|

« ぶちまけろ!!バトン | トップページ | カガリが抱える問題 その2 »

アスカガ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/114192/10558535

この記事へのトラックバック一覧です: カガリが抱える問題:

« ぶちまけろ!!バトン | トップページ | カガリが抱える問題 その2 »